アフィリエイト広告代理店とは?ASPとの違いと任せられる業務、選び方を解説
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アフィリエイトを始めたいものの、社内に運用を任せられる人がいない、という広告主は少なくありません。
アフィリエイトの運用には、メディアとの条件の相談、記事の確認、成果の照合など、毎月の作業が続きます。アフィリエイトの外部委託を考えている方は、下記のような疑問を持つことも多いでしょう。
- アフィリエイト広告代理店とASPは、何が違うのか
- 代理店には、どこまで任せられるのか
- 自社で運用するか、代理店に任せるか、どう決めればいいのか
一方で、広告代理店の側から、取引先の広告主にアフィリエイトを提案したいと考えている方もいるでしょう。その場合も、運用まで担うのか、紹介にとどめるのかで、ASPとの組み方は変わります。組み方を知っておくだけでも、提案の幅は広がります。
本記事では、アフィリエイト広告代理店の役割とASPとの違い、任せられる業務、代理店を使うかの判断、代理店がASPと組む形、選び方を解説していますので、ぜひお役立てください。
この記事でわかること
- アフィリエイト広告代理店は、広告主に代わって運用を担う会社
- ASPは計測とメディアの仕組みを、代理店は戦略と日々の運用を担う
- 代理店を使うかは、社内で運用に割ける人と時間で決める
- 代理店がASPと組む形には、紹介型と運用代行型がある

アフィリエイト広告代理店は広告主に代わって運用を担う会社
アフィリエイト広告代理店は、広告主に代わって、アフィリエイトの戦略づくりから日々の運用までを担う会社です。
アフィリエイトには、広告主、ASP、メディアに加えて、代理店が関わることがあります。4者の役割を並べると、次の表のようになります。
| 関わる会社 | 主な役割 |
|---|---|
| 広告主 | 商材と成果の条件を決め、確定した成果の費用を払う |
| アフィリエイト広告代理店 | 広告主に代わって、戦略、条件の相談、運用を担う |
| ASP | 計測の仕組みとメディアを持ち、成果の計測から請求までを担う |
| メディア | 記事で商材を紹介し、成果に応じた報酬を受け取る |
代理店は、広告主とASPの間に立ち、両者のやり取りをまとめる役割を持ちます。広告主から見れば、ASPやメディアとのやり取りを代理店に預け、運用の窓口を1つにまとめられるということです。
アフィリエイト広告代理店とASPは担う役割が違う
アフィリエイト広告代理店とASPの違いは、仕組みを持つか、運用を担うかにあります。
ASPはアフィリエイトを動かす仕組みを持ち、代理店はその仕組みを使って広告主の成果を伸ばします。道具を持つ側と、道具を使う側と言い換えてもよいでしょう。役割を分けると、以下のようになります。
- ASPは計測の仕組みと、提携するメディアを持つ
- 代理店は、広告主に合った戦略と、日々の運用を担う
それぞれ詳しく解説します。
ASPは計測の仕組みと提携するメディアを持つ
ASPは、アフィリエイトの計測と、メディアとの提携の仕組みを持つ会社です。

広告のリンクの発行、クリックと成果の計測、メディアへの報酬の支払など、アフィリエイトの基盤を担います。主な業務を挙げると、下記の3つです。
- 広告リンクの発行と、クリックや成果の計測
- メディアとの提携と、掲載面の審査
- 成果の照合を受けた請求と、メディアへの報酬の支払
ASPによっては、クローズドASPのように、掲載面の審査や成果の照合まで担うところもあります。同じASPという呼び名でも、担う範囲は一律ではありません。どこまでをASPが担うかは、契約の前にASPごとに確かめておきましょう。
代理店は広告主に合った戦略と日々の運用を担う
どのASPを使い、どんな条件でメディアに紹介してもらうかを、広告主と一緒に決めていくのがアフィリエイト広告代理店です。
広告主の目標に合わせた戦略づくりから、日々の運用までを担います。主な業務は、以下の3つです。
- 使うASPの選定と、成果の条件の設計
- メディアとの条件の相談と、掲載の働きかけ
- 成果の数字の報告と、改善の提案
代理店は、複数のASPやメディアと付き合いを持っていることが多いものです。自社だけでは届きにくいメディアにも紹介を広げられるのは、そのつながりがあるからです。
アフィリエイト広告代理店に任せられる業務は主に5つ
アフィリエイト広告代理店には、アフィリエイト出稿の立ち上げから運用まで、幅広い業務を任せられます。
どこまで任せるかは、社内の体制と、代理店が請け負う範囲によって決まります。立ち上げから順に並べると、任せられる主な業務は次の5つです。
- 目標と成果の条件の設計
- ASPの選定と、広告の登録の手続き
- メディアへの紹介の働きかけと、条件の相談
- 掲載された記事の確認と、修正の依頼
- 成果の報告と、改善の提案
表示のルールが厳しい商材で特に大切なのは、4つめの記事の確認です。メディアが書いた記事でも、その表示は広告主の表示として扱われます。任せる先を探すなら、確認の体制がある代理店を選ぶのが安全です。
アフィリエイト広告代理店を使うかは社内の体制で決める
アフィリエイト広告代理店を使うかどうかは、社内で運用に割ける人と時間で決めましょう。

自社で運用すれば外部への支払は増えませんが、運用の手間はすべて社内で担うことになります。代理店に任せれば手間は減る代わりに、その分の費用がかかります。4つの点で比べると、違いは下記の表のようになります。
| 比べる点 | 自社で運用する | 代理店に任せる |
|---|---|---|
| 費用 | 社内の人員で運用する | 運用を任せる分の費用がかかる(条件は代理店ごとに異なる) |
| 社内の手間 | 条件の相談や照合をすべて担う | 判断と情報の共有が中心になる |
| 知見 | 社内に運用の知見がたまる | 代理店の知見をすぐに使える |
| メディアとのつながり | 自社で一から築く | 代理店のつながりを使える |
始めたばかりの時期は代理店に任せ、知見がたまってから自社の運用に切り替える広告主もいます。迷ったら、まず社内で運用を担える人がいるかどうかを確かめてみてください。
アフィリエイト広告代理店はASPと組むと2つの形で関われる
アフィリエイト広告代理店がASPと組むときは、広告主を紹介する形と、運用ごと担う形があります。
Finfluenceの代理店プログラムでは、広告主ごとに2つの形を選べます。違いは契約を誰が結ぶかにあり、以下の2つに分かれます。
- 紹介型は、代理店が広告主を紹介し、契約は広告主とASPが結ぶ
- 運用代行型は、代理店が広告主の運用を担い、ASPと契約する
それぞれ詳しく解説します。
紹介型は広告主を紹介し契約はASPと広告主が結ぶ
代理店の役目は広告主をASPにつなぐところまでで、その後の契約と運用はASPと広告主で進めるのが紹介型です。

代理店が契約の手続きを担う必要はなく、紹介と最初の打ち合わせへの同席が中心になります。進め方は、次の4つの手順です。
- 代理店が広告主候補を紹介し、最初の打ち合わせに同席する
- 商材と成果の条件を確かめ、広告主とASPが契約する
- ASPが審査済みのメディアに配信し、成果を計測する
- 代理店は、紹介先の広告主の成果を専用の画面で確かめる
取引先に提案する商材としてアフィリエイトを扱いたいものの、運用までは担えない、という代理店に向いています。手間を大きく増やさずに、取引先へ提案できるものが1つ増えるからです。広告主にとっても、ASPと直接やり取りできる安心感があります。
運用代行型は代理店が広告主の運用を担う
広告主との契約や支払、申込データの共有まで代理店が担い、代理店がASPと契約するのが運用代行型です。
広告主は掲載の主体として残り、日々の運用と成果の確認は代理店が進めます。代理店の側で担うのは、主に下記のことです。
- 広告主との契約と、費用の精算
- 広告の登録と、計測タグの設置の調整
- 申込データの共有と、成果の確認
運用代行型では、広告主本人が掲載に承諾した書面をASPが預かってから配信を始めます。代理店が間に入っても、掲載の主体はあくまで広告主本人だからです。代理店の画面では、担当する広告主の広告、掲載URLの審査の状況、成果、請求を確かめられます。
アフィリエイト広告代理店は商材への知見と記事の確認体制で選ぶ
アフィリエイトを代理店に任せるなら、自社の商材の表示のルールに詳しく、記事を確かめる体制がある代理店を選びましょう。
アフィリエイト記事には景品表示法がかかります。金融や健康など業法の決まりがある商材ではさらに確認が増えますが、どちらも責任を問われるのは広告主です。代理店を選ぶときは、以下の4点を確かめておくと安心です。
- 自社と同じ業種の商材を扱ってきた経験があるか
- 掲載された記事を確かめ、修正を依頼する体制があるか
- 成果を1件ずつ確認できる形で報告してくれるか
- 使うASPと、その選び方を説明してくれるか
ほかの広告と共通する基本は、広告代理店の選び方と同じ観点で確かめれば十分です。
代理店として金融商材のアフィリエイトを扱いたい方は、代理店の方へのページと代理店向けサービス資料をご覧ください。紹介型と運用代行型のどちらが取引先に合うかは、お問い合わせからご相談いただけます。広告主の方には、Finfluenceの仕組みをまとめたサービス資料をご用意しています。
アフィリエイト広告代理店に関するよくある質問
ここでは、アフィリエイト広告代理店に関するよくある質問に回答します。代理店を使うか考える際の参考にしてください。
アフィリエイト広告代理店に任せる費用はどのくらいですか?
代理店ごとに条件が異なり、決まった相場はありません。
費用の形も、月々の決まった運用費を払う形や、成果の費用に一定の割合を上乗せする形など、代理店によってさまざまです。メディアに払う成果の費用とは別に何がかかるのかを、見積もりの段階で項目ごとに確かめておくと、あとで食い違いません。
アフィリエイト広告代理店と一般の広告代理店は何が違いますか?
扱う広告の中心が違います。
一般の広告代理店は、検索広告やSNS広告など、幅広い広告の運用や出稿をまとめて引き受けます。アフィリエイト広告代理店は、ASPやメディアとのつながりを使い、成果に応じて費用が決まるアフィリエイトの運用を中心に担う会社です。1つの会社が両方を扱っていることもあるため、アフィリエイトの運用の経験があるかを個別に確かめましょう。
途中で代理店から自社の運用に切り替えられますか?
多くの場合、切り替えられます。
切り替えるときは、成果の条件やメディアとの約束ごとを引き継ぐ必要があります。おおまかには、下記の順に進みます。
- 代理店から、成果の条件とメディアとの取り決めを受け取る
- ASPとの契約の形を、自社との契約に切り替える
- 引き継ぎの前に発生した成果の照合を、最後まで済ませる
契約の形によって手続きが変わるため、切り替える時期はASPと代理店に早めに相談しましょう。
広告代理店がアフィリエイトを新しく扱うことはできますか?
できます。
ASPの代理店プログラムを使えば、運用の仕組みを自社で持たなくても、取引先にアフィリエイトを提案できます。まずは紹介の形から始め、慣れてから運用を担う形に広げる方法もあります。
