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金融LPの作り方は?申込につながる構成と表示ルール、改善のポイントを解説

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金融LPの作り方は?申込につながる構成と表示ルール、改善のポイントを解説

金融商品の申込を増やしたいとき、多くの事業者が見直すのが申込の入口になるLPです。

金融のLPは、一般の商品のLPと同じ作り方では成果が出にくく、表示のルールを守りながら読者の不安を解く必要があります。金融商品のLPを担当している方は、下記のような悩みを抱えていることも多いでしょう。

  • 広告やアフィリエイトから人は来ているのに、申込が増えない
  • 金利や手数料をどこまで、どう書けばよいのか分からない
  • LPを直したいが、何から手を付ければよいのか分からない

金融のLPでは、条件の書き方ひとつで、申込の数も法令上のリスクも変わります。デザインを先に詰めても、この2つは片づきません。見た目より先に、何をどの順番で伝えるかを決めておくことが大切です。

本記事では、金融LPの特徴、申込につながる構成、公開前の表示ルールの確認、改善の進め方、制作を外部に任せるときの選び方を解説していますので、ぜひお役立てください。

この記事でわかること

  • 金融LPには法令で決められた表示事項があり、条件の書き方で申込の数も法令上のリスクも変わる
  • 構成はファーストビュー、条件の明示、安心材料、入力フォーム、CTAの5つで組み立てる
  • 改善は申込までの計測を整えてから、ABテストとフォームの見直しをくり返す
  • 制作を任せるなら、表示ルールと計測まで分かる会社を選ぶ
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金融LPはほかの商品のLPより表示のルールと信頼の作り方が重い

金融LPは、表示のルールと信頼の作り方の2点で、ほかの商品のLPより作る手間がかかります。

読者はお金や個人情報を預ける前に、条件と運営会社を慎重に確かめるためです。その確かめ方に合わせて、金融LPには下記の3つの特徴が出てきます。

  • 法令で決められた表示事項がある
  • 申込の前に読者の不安を解く必要がある
  • 入力フォームで離脱が起きやすい

それぞれ詳しく解説します。

金融LPには法令で決められた表示事項がある

カードローンなら貸金業法、証券口座なら金融商品取引法というように、商材ごとに法令で決められた表示事項があるので、金融LPを作るときは最初にそれを確かめましょう。

景品表示法はどの商品にもかかりますが、金融商品にはそれに加えて業法の表示のルールがあります。商材ごとの法令と、LPで気をつけたいことを並べると、次の表のようになります。

商材の例 主にかかわる法令の例 LPで気をつけたいこと
カードローン、ビジネスローン 貸金業法、景品表示法 貸付条件の表示、借入れが容易だと思わせる表現
証券口座、投資商品 金融商品取引法、景品表示法 手数料やリスクの説明、利益を約束するような表現
保険 保険業法、景品表示法 保障の内容と条件の書き方、他社との比べ方
ファクタリング、BtoBの金融サービス 景品表示法 手数料や入金までの目安の根拠、「審査なし」のような表現

表に挙げた法令は、あくまで例です。実際の表示事項は、商材や広告の出し方によって変わります。LPを作る前に法務の担当者と確かめておくと、公開の直前で慌てずに済みます。

金融LPは申込の前に読者の不安を解く必要がある

条件が良いのに申込の手前で手が止まる読者がいるように、金融LPでは商品の魅力を伝えるだけでなく、申込の前に読者が抱く不安にも答える必要があります。

読者は、審査や個人情報の扱いに不安を感じると、条件が良くても申込をためらいます。読者が気にしやすいのは、たとえば以下のような点です。

  • 自分が審査の対象になるか、結果がいつ分かるか
  • 金利や手数料を含めて、結局いくらかかるのか
  • 入力した個人情報がどう扱われるか
  • 運営している会社が信頼できるか

どれも、読者がLPの中で答えを探しにいく問いです。探しても見つからなければ、読者はそのまま画面を閉じてしまいかねません。答えは探さなくても目に入る位置に置き、よくある質問をLPの中に設けるのも1つの手です。

金融LPは入力フォームで離脱が起きやすい

ほかの商品のLPと比べると、金融LPの入力フォームは離脱が起きやすい部分です。この離脱を減らす取り組みは、EFOと呼ばれます。

本人確認や勤務先、年収など、金融の申込では入力してもらう項目がどうしても多くなります。

金融LPの入力フォームで離脱が起きやすい3つの場面を示した図。入力項目が多すぎる、エラーが送信の後にまとめて出る、必須と任意の区別が分からない

離脱の原因の多くは、項目の数そのものより、入力の途中で迷ったりやり直したりする手間にあります。手間になりやすいのは、主に下記の4つの場面です。

  • 最初の画面で入力項目が多すぎるように見える
  • 入力の誤りが、送信した後にまとめて表示される
  • 必須の項目と任意の項目の区別が分からない
  • スマートフォンで入力しにくい

フォームは、LPの中でも直した効果が申込の数に表れやすい部分です。公開した後に手を入れる順番でも、先頭に置いてよい場所といえます。

金融LPの構成は5つの要素で組み立てる

申込につながる金融LPは、ファーストビュー、条件の明示、安心材料、入力フォーム、CTAの5つで組み立てます。

金融LPの構成を示したワイヤーフレームの図。上からファーストビュー、条件の明示、安心材料、入力フォームが並び、CTAが各所に置かれている

読者は上から読み進めながら、自分に合う商品か、安心して申し込めるかを順に確かめます。その順番に沿って、5つの要素の役割と置く場所を以下にまとめました。

要素 役割 置く場所の目安
ファーストビュー 誰に向けた、何の商品かを伝える ページの最上部
条件の明示 金利や手数料、対象者を比べやすく示す ファーストビューのすぐ下
安心材料 運営会社や登録の情報、申込の流れを示す 条件の後
入力フォーム 迷わずに申込を終えてもらう ページの後半、またはLPの中
CTA 申込へ進むきっかけを置く ファーストビューと各要素の区切り

それぞれ詳しく解説します。

ファーストビューでは誰向けの何の商品かを言い切る

ファーストビューで迷わせないコツは、誰に向けた、何の商品なのかを一目で分かるように言い切ることです。

広告やアフィリエイト記事から来た読者は、ファーストビューを見て、読み進めるかどうかをすぐに決めます。その短い時間に伝えたいのは、次の3つです。

  • 商品の名前と、何ができる商品か
  • どんな人に向いているか
  • 他の商品と比べたときの一番の特徴

特徴を強く言いたいときほど、根拠と条件をあわせて示す必要があります。「No.1」や「最短」のような比較広告の言葉は、目を引く分、何と比べていつ調べたのかを問われやすい言葉です。使うなら、根拠と時点をすぐ近くに書いておきましょう。

条件は読者が比べやすい形で明示する

金利や手数料などの条件は、読者が他の商品と並べて比べられる形で明示しましょう。

条件が見つけにくいLPは、読者に「何か隠しているのでは」と思わせてしまいます。示しておきたい項目を挙げると、以下の4つです。

  • 金利や手数料と、その条件
  • 申し込める人の条件
  • 審査や手続きの流れ
  • キャンペーンがある場合は、その期間と対象

条件は、公表している内容と一字一句そろえておくのが基本です。気をつけたいのはキャンペーンで、終わった後も載ったままになりやすい項目です。終わったらすぐに外せるよう、更新の担当を決めておくと、あとで困りません。

安心材料は運営会社と登録の情報で示す

「安心」「安全」と言葉で書くよりも、運営会社と登録の情報のように、読者が確かめられる事実を並べた方が、金融LPの安心材料として働きます。

事実なら、気になった読者が自分で調べられるからです。金融LPに置きたい安心材料を、下記に挙げます。

  • 運営会社の名前と所在地
  • 登録が必要な事業なら、その登録番号
  • 申込から利用開始までの流れ
  • 問い合わせの窓口
  • 個人情報の扱い方

では、口コミや利用者の声はどうでしょうか。載せるときは、表示のルールにも注意が必要です。都合のよい声だけを選んで載せると、実際より良く見せる表示(優良誤認)と受け取られるおそれがあります。

入力フォームは項目を絞り途中で迷わせない

入力フォームは、項目を必要なものに絞り、入力の途中で迷わせない作りにしましょう。

同じ項目数でも、入力の順番や誤りの知らせ方によって、最後まで入力してもらえる割合は変わります。作るときに気をつけたいのは、以下の4点です。

  • 審査に使わない項目は、申込の後に回す
  • 必須と任意の区別を、項目ごとに示す
  • 入力の誤りは、その項目を入力した時点で知らせる
  • スマートフォンに合った入力の形式を使う

フォームを複数の画面に分けるなら、あと何画面あるのかを示しておくと、途中での離脱を減らせます。項目の多い金融の申込では、入力の途中で保存できる作りにも効果が見込めます。どちらも、読者に「まだ終わらないのか」と思わせないための工夫です。

CTAは読み進めた位置ごとに置く

CTAがページの最後にしかないと、途中で申し込む気になった読者まで最後まで下りていくことになるので、読み進めた位置ごとに置きましょう。

条件を見て納得した読者と、安心材料まで読んで納得した読者では、申込を決める位置が違います。置きたい位置は、主に次の4か所です。

  • ファーストビューの中
  • 条件の明示の後
  • 安心材料やよくある質問の後
  • ページの最後

文言にも工夫の余地があります。「申し込む」だけでなく、「審査の流れを見る」のように、次に起きることが分かる言葉にするのも方法です。どの位置のCTAから申込(コンバージョン)が生まれているかも、計測で確かめられるようにしておくと、次の改善に使えます。

金融LPは公開前に表示ルールのチェックリストで確かめる

金融LPは、公開する前に表示ルールのチェックリストで確かめましょう。

公開した後に表示の誤りが見つかると、LPを直すだけでは済みません。同じ条件を載せている広告やアフィリエイト記事まで、直す必要が出てきます。公開前に確かめておきたい項目を、チェックリストの形で以下に並べました。

  • 法令で決められた表示事項が、読める大きさで入っているか
  • 金利や手数料が、公表している条件と一致しているか
  • 「No.1」や「最短」などの言葉に、根拠と時点が添えてあるか
  • 「審査なし」「必ず借りられる」のような表現を使っていないか
  • 条件の一部だけを強調し、ほかの条件を小さな注記に回していないか
  • キャンペーンの期間と対象が書いてあるか
  • 口コミや利用者の声を、都合よく選んでいないか
  • 運営会社の情報と、登録が必要な事業なら登録番号が入っているか

一度通したら終わり、ではありません。

LPを直すたびに、同じ項目で確かめ直すのが大切です。金融広告の表示のルールをまとめた資料は、金融広告の表示ルールの手引きからお申し込みいただけます。

金融LPの改善は計測を整えてから仮説と検証をくり返す

金融LPの改善(LPO)は、申込までを計測できる状態を整えてから、仮説と検証をくり返して進めます。

金融LPの改善の流れを示した図。計測を整える、仮説を立てる、ABテストで確かめる、良い方を反映する、の4つをくり返す

計測が整っていないまま見た目を変えても、申込が増えたのか減ったのかを正しく判断できません。改善は、下記の3つを押さえて進めるのが近道です。

  • 申込までを計測できる状態にしてから改善を始める
  • ABテストは1回に1つの要素だけを変える
  • フォームの改善は入力の途中の離脱から見る

それぞれ詳しく解説します。

申込までを計測できる状態にしてから改善を始める

「どこから来た読者が、どこまで進んで申し込んだか」を計測できる状態にすることが、LPの改善の出発点です。

広告やアフィリエイトなど集客の経路が多い金融LPでは、経路ごとに申込の数と質が大きく違うことがあります。申込の数は同じでも、審査を通る人の割合が経路によって違う、ということもあり得ます。そこで計測では、以下の4つを押さえておきます。

  • 読者がどの広告や記事から来たか
  • ページのどこまで読まれたか
  • フォームの入力を始めた人と、送信まで終えた人の数
  • 申込の後、審査や契約まで進んだか

手間がかかるのは最後の項目です。審査や契約まで進んだかを計測に含めるには、タグだけでなく、サーバーから成果を送るS2Sの仕組みが役立ちます。ASPの選び方でも、S2Sに対応しているかが比べるポイントになります。

ABテストは1回に1つの要素だけを変える

ABテストで1回に変える要素は、1つに絞りましょう。

見出しとCTAのように複数の要素を同時に変えると、申込が増えても、どの変更が効いたのかが分からなくなります。金融LPで試しやすいのは、たとえば次のような要素です。

  • ファーストビューの見出しと画像
  • 条件を示す位置と見せ方
  • CTAの文言と位置
  • 安心材料の並べ方

もう1つ決めておきたいのが、何の数で比べるかです。理想は、申込の数だけでなく、審査や契約まで進んだ数で比べることです。申込は増えたのに審査を通る人が減った、という結果もあり得るからです。

フォームの改善は入力の途中の離脱から見る

フォームを直す手がかりは、入力を始めた人がどの項目でやめているかにあります。

送信した人の数だけを見ていても、どこを直せばよいのかは分かりません。離脱を調べるときは、以下の点を見比べます。

  • 入力を始めた人のうち、送信まで終えた人の割合
  • 入力をやめた人が、最後に触れていた項目
  • 入力の誤りが多く出ている項目
  • スマートフォンとパソコンでの違い

離脱が多い項目が分かれば、打てる手は具体的になります。項目を後に回す、入力の例を示す、選択式にする、といった直し方です。一度に全部を変えず、1つずつ直しては結果を確かめる進め方をくり返しましょう。

金融LPの制作を外に任せるなら表示ルールと計測まで分かる会社を選ぶ

金融LPの制作を外部に任せるなら、デザインだけでなく、金融の表示ルールと計測まで分かる会社を選びましょう。

金融LPは、作って終わりではなく、表示の確認と計測にもとづく改善が続くページだからです。確かめたい点と、確かめずに任せたときに起きやすいことを、以下の表に並べました。

確かめたい点 確かめないと起きやすいこと
金融の表示ルールを踏まえて原稿を作れるか 公開の直前に表示の修正が重なり、公開が遅れる
申込から審査や契約までの計測を設計できるか どの経路が成果につながっているか分からない
広告やアフィリエイトとLPの条件をそろえて運用できるか 記事や広告とLPで条件が食い違う
公開した後の改善まで任せられるか LPが作ったときのまま古くなる

表の下の方の食い違いや抜けは、LPと集客を別々に進めるほど起きやすくなります。LPの制作だけでなく、集客の戦略や広告の運用(広告運用代行)までまとめて任せると、条件の食い違いや計測の抜けが起きにくくなります。Finfluenceでは、ASPに加えて、戦略の設計から広告の運用、SEOとオウンドメディア、サイトやLPの制作、システムの開発までを支援しています。

どこまでお任せいただけるかは、Finfluenceのマーケティング支援にまとめています。作り直すか今のLPを直すか決まっていない段階でも、LPのご相談はお問い合わせから承ります。

金融LPに関するよくある質問

ここでは、金融LPに関するよくある質問に回答します。LPを作るときや直すときの参考にしてください。

LPと公式サイトは分けた方がよいですか?

分けることをおすすめします。

公式サイトは会社や商品全体を紹介するページで、申込につなげることに絞ったLPとは役割が違います。広告やアフィリエイトからの読者は、LPに送ります。公式サイトへのリンクは、LPの安心材料の1つとして置いておくのが向いています。

アフィリエイト記事からLPに送るときの注意点はありますか?

記事に書かれた条件と、LPの条件をそろえておくことが一番の注意点です。

記事とLPで条件が食い違うと、読者が迷うだけでなく、実際より良く見せる表示と受け取られるおそれもあります。送る前に、下記の3点を確かめておきましょう。

  1. 記事に書かれた金利や特典が、LPの条件と一致しているか
  2. 条件を改定するとき、記事の修正を依頼する流れが決まっているか
  3. LPに成果の計測タグが正しく置かれているか

とくに2つ目は、決めておかないと後回しになりがちです。条件の改定のたびに記事の修正を依頼できるよう、アフィリエイトの運用の流れに組み込んでおくと、あとで困りません。

金融LPの制作にはどのくらいの期間がかかりますか?

LPの内容と、社内での表示の確認にかかる時間によって変わります。

金融LPは、デザインや実装より、原稿の表示の確認に時間がかかることが少なくありません。公開したい日から逆算するなら、法務の確認の時間を先に押さえておくのが近道です。

LPの表示事項は誰が確かめればよいですか?

最終的には、商品を提供する事業者が確かめる必要があります。

制作会社に原稿を任せる場合でも、表示の責任は事業者にあるためです。社内の法務やコンプライアンスの担当者が、公開前にチェックリストで確かめる流れを決めておきましょう。

ABテストはどのくらいの期間続ければよいですか?

比べる2つの間で、結果の差を判断できるだけの件数が集まるまで続けます。

期間を先に決めてしまうと、件数が足りないまま結論を出すことがあります。必要な件数を目安にする方が、判断を誤りにくくなります。そのうえで、曜日や月末などで申込の傾向が変わる商材では、少なくとも1週間ごとの区切りで比べると安心です。

マーケティング支援

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Finfluenceは、金融特化のASPを運営しながら、金融事業者のデジタルマーケティングを戦略の設計から実行まで支援しています。ご相談の内容に合わせて、必要な領域を一つの窓口で進めます。

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